「NSCA 高校生のための体力トレーニングマニュアル」の感想まとめ

NSCA Manual for Physical Fitness Training for High School Students
マサ

今回は「NSCA 高校生のための体力トレーニングマニュアル」というトレーニングについての本を紹介します。

この「NSCA 高校生のための体力トレーニングマニュアル」という本は、競技スポーツを行なっている高校生を対象にしている本で、自分のやっているスポーツでのパフォーマンスを高めていきたい高校生や高校生年代を指導している人におすすめの本です。

僕が持っているストレングスコーチの資格「CSCS」という資格を管理しているNSCAという団体が出している本で、内容もわかりやすく、トレーニングの基礎がわかるので気になる方はぜひ読んでみてください。

記事の内容
  • 「NSCA 高校生のための体力トレーニングマニュアル」ってどんな本?
  • 「NSCA 高校生のための体力トレーニングマニュアル」を選んだ理由
  • 「NSCA 高校生のための体力トレーニングマニュアル」のよかったところ
  • 「NSCA 高校生のための体力トレーニングマニュアル」を読む前と読んだ後の変化

CSCS(ストレングスコーチの資格)も本を使い独学で取得、今も新しい知識を数々の筋トレ本から得ている、筋トレ本好きの僕が紹介します!

この記事を書いている人

中学3年生で筋トレを始める

体育学科卒、元ジムインストラクター、ストレングスコーチの資格有(CSCS)

楽しく筋トレできるようになるための知識・情報を執筆中

マサです
目次

「NSCA 高校生のための体力トレーニングマニュアル」ってどんな本?

Men in suits

NSCA 高校生のための体力トレーニングマニュアル

著:NSCAジャパン

監修:福永 哲夫

出版社 ‏ : ‎ ベースボール・マガジン社

発売日 ‏ : ‎  2019/1/21

サイズ:21 x 14.8 x 2.5 cm

この本は競技パフォーマンスを上げるためのトレーニングの基礎がわかる本です

この本を出しているNSCA ジャパンは1978年にアメリカで設立されたストレングストレーニングとコンディショニングに関する国際的な団体であるNSCAの日本支部です。

NSCAジャパンでは「CSCS」と「NSCA-CPT」という二つのトレーニング指導者に関する資格を認定していて、この資格を取得してチームでの指導、パーソナルトレーナー、ジムトレーナーなど様々に活躍されている人たちがいます。

そんなNSCAが競技スポーツをする高校生に向けて出しているのがこの「NSCA 高校生のための体力トレーニングマニュアル」という本です。

本の中身

  • S&Cとはなにか?
  • 栄養
  • ウォーミングアップとクールダウン
  • トレーニングについて
  • etc…

内容はトレーニングとは何のために行うのか、というところから始まります。

そのあと、栄養・トレーニング全般(筋トレ・有酸素・プライオメトリック・スピード・アジリティトレーニングなど)に関しての内容が続きます。

「NSCA 高校生のための体力トレーニングマニュアル」を選んだ理由

Blue and yellow sticky notes

自分の指導しているフットサルスクールで中学生に対してトレーニングを考えることがありました。

その参考のために購入したのがきっかけです。

中学生・高校生に向けたトレーニングの本はたくさんありますが、自分自身がNSCAの資格を持っているので、同じ団体が出している本の内容であれば理解がしやすいと思ったことも理由の一つです。

「NSCA 高校生のための体力トレーニングマニュアル」のよかったところ

Men giving a thumbs-up
  • トレーニングの基礎がわかりやすくまとまっている
  • 動画でメニューが確認できる
  • 日本の学校のリズムを考えた説明がある

この本の良かったところは、まず内容がわかりやすいことです。

高校生が読んでもいいですし、指導者が読んでも活用できる内容です。

NSCAには「NSCA決定版 ストレングストレーニング&コンディショニング」という教科書のような本があります。

CSCSという資格勉強のために使いましたし、今も何かあると開く本です。

いろんな情報が載っていて勉強になるのですが、めちゃめちゃ分厚くて、結構読むのが大変です……。

NSCA 高校生のための体力トレーニングマニュアル」ではそんな教科書の内容の中から基礎的な部分がわかりやすくまとまっています。

なので、これからCSCSの資格勉強をする人にもお勧めできる本です。

あとは、QRコードがついていて各エクササイズ種目を動画で確認できるのがいいです。

動画のモデルも若い人(高校生と思われる)がデモをしてくれているので、実際に自分が学生に指導した時にどんな動きが出るのかというのがイメージしやすいのが良かったです。

最後は、栄養のパートやトレーニングプログラムを作るパートに「日本の学年や学校のリズム」を考えた説明があるのも面白いです。

NSCAはアメリカの団体であるため、その教科書にもアメリカの大学スポーツを例にしたプログラムなどは出てきますが、日本とは環境なども異なります。

そのため、日本の高校生へ指導する場合に参考にできる部分が多いなと感じました。

「NSCA 高校生のための体力トレーニングマニュアル」を読む前と読んだ後の変化

Aeroplane clouds and aeroplanes

自分が学んだ知識の再確認ができました。

そして、その知識を高校生や中学生といった年代に活かしていく時にどんな感じで調整していったらいいかを考える参考にもなりました。

まとめ:競技のパフォーマンス上げるための基礎を学ぼう!

Footballers doing mini hurdles

この本は競技でのパフォーマンスを上げるために行うトレーニングの基礎がわかります。

そのためこのサイトで良く扱う「体を大きくするための筋トレ」とは少し異なる内容です。

「より速く走れるように、より高く飛べるようになりたい」などの目標がある人は、ぜひ読んでみてください。

指導者の方にもおすすめです。

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