筋トレを始めた人トレーニングするのにわざわざベンチ買うのもな……
代用できるものがあるか知りたい!
- トレーニングベンチを代用するのは種目を考えてやるといいです。
- ベンチプレスやベンチに寝て行うロウイングなど、体全部をベンチに預ける種目はやめておきましょう。
- ワンハンドロウ、ブルガリアンスクワットなど、体の一部を支える種目であれば、ソファ、イスなどで代用可能です。
先に結論ですが、トレーニングベンチの代用は種目を選び、かつ軽い重量であれば可能です。
トレーニングベンチは家庭用の椅子などと違いトレーニング専用に作られているため高重量にも耐えられるようになっています。
そのため本当はトレーニングベンチを用意して筋トレをしてもらいたいですが、どうしても準備ができない、ベンチを準備するほどじゃなく気軽にやりたいと言う場合もあると思うので、代用してできる種目や方法を考えてみました。
実際にやる場合には、安全に注意して、自己責任で行なってください。
- トレーニングベンチの代用を勧めない理由
- トレーニングベンチを代用できる種目
- トレーニングベンチの実際のコスト、スペース
- おしゃれトレーニングベンチの紹介
トレーニングベンチの代用を勧めない3つ理由


トレーニングベンチの代用を勧めない3つの理由は次のとおりです。
- 重さに耐えられない
- 安定しない
- 種目がやりずらい
トレーニングベンチは家庭用の家具と違い、トレーニング専用に作られています。
そのため耐えられる重さが大きく、また安定性も高いです。
例えばこちらの僕が使っているトレーニングベンチは、対荷重300kgです。
「普通の家具でも結構耐えられるんじゃ…」と思われたかもしれません。
ただ、実際のトレーニング時には、自分の体重とダンベルなどの重さだけでなく、動いたときの力が加わります。
ダンベルを持ち上げる時や、足で踏ん張ってベンチに力を加えるなど、一瞬ですが大きな力が加わることもあります。
そのため、普通の家具などで代用してしまうと、家具が壊れてしまったり、筋トレ中にバランスを崩してしまい怪我をしてしまうことにもなりかねません。
また、種目のやりやすさも考えてトレーニングベンチは作られています。
ベンチのシート幅は、例えばベンチプレスをした時に胸を動かしやすいように作られていたり、その材質は硬すぎず柔らかすぎずで体の力をうまく伝えられるよう設計されています。
一見すると普通の椅子やベンチでも代用できそうですが、安全面や種目のやりやすさを考えるとトレーニングベンチを準備した方がいいと思います。
ただ、といっても「そこまでの重さを使ってトレーニングするわけじゃないんだよね」という人もいると思うので、次は「もし自分がトレーニングベンチなしで筋トレするとしたら」を考えてみたので参考にしてみてください。
トレーニングベンチを代用できる種目


もし僕がトレーニングベンチなしで筋トレするとしたら、種目を選んでします。
以下の3種目について考えてみました。
- ベンチプレス
- ワンハンドロウ
- ブルガリアンスクワット
まず、第一に考えるのは「立ってできるものは立ってする」です。
ダンベルショルダープレスや、フレンチプレス、アームカールなど、座ってやることで体が安定しますが、これらの種目は立ってもできるので僕は立って行います。
立ってやることで体の安定性も鍛えることができるので、体を総合的に鍛えることができます。
加えて「インクラインベンチプレスやベンチに寝て行うロウイング」はやりません笑
なぜなら、ベンチプレスやベンチに寝て行うロウイングなど、体全部をベンチに預ける必要がある種目は万が一その代用品が壊れたりバランスを崩した時に、対応ができないからです。
ベンチプレス
ベンチプレスは「床」で代用します。
フロアプレスという種目があり、ちゃんとしたエクササイズ種目のひとつです。
ベンチプレスと違い、床で肘が下がる範囲が限定されるので肩に負担がかかりにくかったり、フォームが安定しやすくなります。
これであれば安全ですし、ベンチプレスのフォームの練習にもなります。


ワンハンドダンベルロウ
ワンハンドダンベルロウをやるときにベンチに腕をつき体を支えるやり方があります。
それを代用するときは、ソファか家の壁を使います。
実際にやってみたところどちらも安定して行うことができました。
もし高重量で行う場合にはより安定する、壁を支えにすることをおすすめします。




ブルガリアンスクワット
ブルガリアンスクワットは片足をベンチに預けて行う種目です。
ソファもしくは折りたたみのスツールを使います。
この種目であれば、片足を預けるだけなので比較的安全に行うことができると思います。
もし高重量を扱う場合には、家の階段でやるとか、安定性がより高いものを支えにするといいですよ。




トレーニングベンチの実際のコスト、スペース


ここからは「トレーニングベンチは高い、置き場所に困る」という理由で代用を探している人に、実際にトレーニングベンチを自宅で使っている僕がコストと保管のスペースを紹介します。
思っているより意外と低コスト、省スペースで導入できます。
僕が使っているのは「BARWING(バーウィング) トレーニングベンチ」です。
価格は参考価格が12,800です。
1万円以下のトレーニングベンチあるので少し高い気もしますが、
- ある程度ベンチ自体が重いものが良かった→安定性
- 角度が調節できること→できる種目が増える
- 折りたためること→省スペース保管できる
の理由からこのベンチを選びました。
2022年に購入してから週に3〜4回自宅で使って筋トレをしていますが、現在も問題なく使えています。(2024/08/01現在)
長く使えるものなので、年数で割るとそこまで値段も高くない気がします。


脚を折りたたむことができるので収納はこんな感じ。


また、両方の脚を折りたたむとこんな感じでさらにコンパクトになります。


おしゃれトレーニングベンチの紹介


「トレーニングベンチ買ってもいいけど、部屋に合わないのが嫌だ」と言う人はおしゃれなトレーニングベンチを導入するのもいいかもしれません。


TRANITURE(トラニチャー)と言うトレーニングアイテムブランドでは、部屋に置いても違和感のないダンベルやトレーニングベンチを製作しています。
「Fource(フォース)」トレーニングベンチは、普段は普通のベンチとしてリビングなどで使え、出しっぱなしにできるので、いつでも気軽に筋トレができます。
耐荷重が140kgとそこまでではないので、高重量でのトレーニングには対応していませんが、「ちょっと家で筋トレしたい」という人が使う分には問題なさそうです。
気になる方はホームページをみてみてください。
まとめ:トレーニングベンチの代用をするなら種目を選んでやろう


トレーニングベンチの代用は基本的にはおすすめしません。
なぜなら、トレーニングベンチはトレーニング専用に設計されていて、安全・効率的にトレーニングできるからです。
もし代用する場合には、体全部をベンチに預ける種目は安全面を考えて避け、種目を選んでやるといいと思います。
今回の記事を参考に実施に筋トレする場合には、安全に気をつけ、自己責任で行ってください。


